ティルダ・スウィントンの一人二役で持ってる感じ。
ジョアンナ・ホッグ監督「スーヴェニア」1&2とキャラクター名(ジュリーとロザリンド)が被るし、どれも母娘のあれこれがあるし、ある意味でメタっぽさもあるし、三部作の三作目という見方もできるのかも(特に調べてない)。
老いた母と中年期の娘、母の誕生日祝いに森の中のホテルにやってくる。
どうも娘は映画監督で母とのドキュメンタリーを撮ろうとしているらしい。
そこで繰り広げられる母子の絆とすれ違いと対峙。
不気味なホテルと森、無愛想なスタッフ、母の過去、いろいろ伏線のように散らばるミステリアスな雰囲気だがミステリーではなかった。
罪悪感、恐怖、記憶から解き放たれる物語だろうな。
