グロの中でも人を食う系のグロはちょっと苦手なところがあって劇場には観に行けなかったんだけど、勇気を出してアマプラで鑑賞。
いやいや、めちゃくちゃ良かったですね〜〜!劇場で観ろよ!俺!!
確かにグロくて血みどろなんですけど、それ以上に儚くて美しい作品だった。
"人を食う"という衝動を抑えられない男女の若者がお互いに惹かれあっていく…
ホラー要素もありつつ、青春とロマンスを真正面から描いていて良かった。
カニバリズムという題材を通じて、自分達の存在意義や居場所を探す若者の悩みや葛藤、それに伴う痛みや成長といったテーマを、大胆かつ繊細に描き切った怪作。
ティモシーシャラメはもちろん、テイラーマッセルがめちゃくちゃ良かったな…
「僕と頭の中の落書きたち」も素晴らしい作品でした。
ラストは、あれこそが愛の極限のような表現であると感じた。めちゃくちゃ綺麗だったなぁ…
扱ってる題材的に万人受けするタイプではありませんが是非観て欲しいですね〜 音楽も最高でした。