久しぶりに見ると懐かしさもあり
大変楽しく見られた。
当時はシュワルツェネッガーと
スタローンが二大アクションスターとして
競い合っていた。
スタローンは脚本が書けるが
シュワルツェネッガーは書けない。
スタローンはコメディは無理だが
シュワルツェネッガーはコメディもいける。
監督のアイバン・ライトマンは
軽やかなコメディが上手い監督で
シュワルツェネッガーの特徴や
スタローンとの関係性などを
巧みに利用して嫌味のない笑いにしている。
最初みるとシュワルツェネッガーの
無垢さとのギャップに笑わせられるけれど
しっかり見るとダニー・デビートの
悲しみ、寂しさを根底にした演技に惹かれる
本当に演技が上手い人なんだな。
昔、雑誌などで彼の才能について
書かれていてもあまりピンとこなかったけど
大人になってみるとまざまざと感じる。
無理矢理な展開が続くけど
別にいいやと思えるのは
アイバン・ライトマンが描きたい
家族の愛だけはしっかりと
描いてるからなんだな。