SANUKIAQUA

ツインズのSANUKIAQUAのレビュー・感想・評価

ツインズ(1988年製作の映画)
4.0
久しぶりに見ると懐かしさもあり
大変楽しく見られた。

当時はシュワルツェネッガーと
スタローンが二大アクションスターとして
競い合っていた。
スタローンは脚本が書けるが
シュワルツェネッガーは書けない。
スタローンはコメディは無理だが
シュワルツェネッガーはコメディもいける。

監督のアイバン・ライトマンは
軽やかなコメディが上手い監督で
シュワルツェネッガーの特徴や
スタローンとの関係性などを
巧みに利用して嫌味のない笑いにしている。

最初みるとシュワルツェネッガーの
無垢さとのギャップに笑わせられるけれど
しっかり見るとダニー・デビートの
悲しみ、寂しさを根底にした演技に惹かれる
本当に演技が上手い人なんだな。
昔、雑誌などで彼の才能について
書かれていてもあまりピンとこなかったけど
大人になってみるとまざまざと感じる。

無理矢理な展開が続くけど
別にいいやと思えるのは
アイバン・ライトマンが描きたい
家族の愛だけはしっかりと
描いてるからなんだな。
SANUKIAQUA

SANUKIAQUA