みもも

湯道のみもものネタバレレビュー・内容・結末

湯道(2023年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

日々の忙しい仕事から抜け出す土曜日。
ゆっくりのんびり見るには最高の映画でした。
下町のどこか懐かしい雰囲気。今はもう少なくなってきているであろう、昔ながらの銭湯。
銭湯の売却を目論む兄の悟郎(生田斗真)と父の跡を継いでいる弟の史郎(濱田岳)そこのバイトのいづみ(橋本環奈)…どの配役もピッタリやったなあ。
結末は予想はできていたものの、そこまでの流れがとてもいい。

個人的には、亡くなった妻との思い出温泉巡りをする旦那さんにうるっときたし、「ここに来ると妻に会える気がする」っていうセリフを聞いた時に、一人ひとり思いは違うけど、まるきん温泉はみんなにとって大切な場所なんだなと…。
私にとって、母と祖父のことを思い出せる場所はどこだろう?とふと考えてしまいました。

帰って自宅のあったかお風呂や、行きつけのお風呂屋さんでのーんびりしたくなる、そんな映画でした。

ところで、湯道ってほんとにあるのかしら?
みもも

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