ネオねお

湯道のネオねおのレビュー・感想・評価

湯道(2023年製作の映画)
4.0
湯道、その道は極めるためにこれで満足ということがないというのが、茶道、花道,香道と通じるものがある。と説明されて、そうだよなって思う。花道をやってるけど、一生修行なんですよね、これでいいって思える地点には到達は望めないんです。

で、湯道って本当に存在するのかな?
すごい親父ギャグをめっちゃ真面目な顔で言う家元、風呂に入ってぽわって口を開けるお手前?
なんだか、可笑しな状況下だけど、真面目に学ぶ人たちは、どこから集まってきたのかな?
なんて思った。
企画、脚本の小山薫堂さんが2015年に提唱したのが湯道であるらしい。本人が完全にオリジナルの脚本で映画化したそうで、すごいな〜。

この間行った、道後温泉思い出した。こんなとこで湯道やったらいいかもな。
あと、カオハガン島ではいったドラム缶ぶろも思い出しました。海を見ながらドラム缶に汲まれたお湯に、娘と二人で入ったなあー。なんて
自分の思い出の風呂まで思い出されて
ほっこりあったまる映画でした。

最後は、突然映画が終わった感じでした。
ふんわり心地よい空間にせっかくいたのに、ばっと明かりがついて、びっくりしちゃいました。
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