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終末の探偵のtakanoひねもすのたりのレビュー・感想・評価

終末の探偵(2022年製作の映画)
3.0
ある街でしがない探偵業を営む新次郎(北村有起哉)闇賭博で負けてボコられ散々な日、事務所に戻ると、フィリピン人の若い女性が失踪した友人の捜索を頼みにくる、一旦は追い返したものの何だかんだ協力するハードボイルド探偵物語。

暴力団対策法によって衰退を辿る斜陽ヤクザの生き残り(中国人の土地買占めによる街の変遷)移民問題、外国人差別を入れつつ、探偵物のオーソドックスなキャラ配置と展開。

主役の北村有起哉さんは役に似合ってたし、松角洋平さんのヤクザ役も渋かったし、ひょっこり麿赤児さんが登場するし、若手の俳優さんの推しも出てたし、あと尺が短いので、さくっと観れた。

社会問題をキャラに語らせすぎなきらいはあるかなあ……ドラマが散らかるので盛り込み過ぎてるところはあると思う。