極悪犯罪者を乗せた船の中で血みどろの闘いが幕を開けるお話
日本上陸前から「ヤバい韓国映画があるぞ！」と話題になっていた本作。まあヤバいって言っても普通の映画よりも結構バイオレンスなぐらいでそこまでヤバくは無いでしょ〜と舐めていたらとんでもない量のゴアと血みどろに圧倒された。何でこの映画がR15で許されてるの...？と疑問に思うほどのゴア！ゴア！ゴア！のゴアの連発で滅茶苦茶面白い。素晴らしい！
文字通り大量に人が死んでいくから面白い。一度殺しが始まってからは間髪入れずに残虐に人が死んでいく。
しかし中盤のある瞬間、映画のテイストが一気に変わり...ここまで続いてきた物語を中断させ、ゴア！ゴア！の連発が始まる。これまでも大概ゴアゴアだったものの、中盤からはゴア！ゴア！ゴア！たまにドラマ！ゴア！ゴア！って感じで映画が進んでいく。
そのため普通なら殺さずドラマを進める要因として生かしておくキャラクターもバンバン死んでいく。あまりにも潔すぎてビックリするぐらいに死んでいく。
そんな感じの構成なので途中から物語は一気に停滞するのだが、程良いパニックホラーと景気良いゴアが続くため物語の停滞はそこまで気にならない。だってゴアゴアだし...
ただ、内臓グロとかはそこまで無かったのは残念。けど人が人の形を保たずに身体が押し潰されるゴアは多かったので大満足。こんな悪趣味なゴア映画をこんな豪華に作り上げたのが素晴らしいし、こんな悪趣味なゴア映画を無修正でR15指定で全国公開するのも素晴らしい。少なくとも今年のゴア映画の中では間違いなくトップに入るだろうし、純粋に今年の映画の中でも上位に入るだろうなと思うぐらいに面白かった！！大満足！！
