Rain

少女は卒業しないのRainのネタバレレビュー・内容・結末

少女は卒業しない(2023年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

原作は未読。

卒業式の日は覚えてるのに、卒業前日ってどんな過ごし方したのか全然覚えてないなぁ。

4組の2日間がとても濃くて、短い日数をこんな風に描けるのがとても新鮮だった。映画化がさぞ難しい小説なんだろうなというのも伝わったし、4人の少女が本当にそのままのようなたたずまいでそこにいて、学校がこの世の全てという感覚が見事に体現されていた。

まなみが駿の前で答辞を読めて良かった…のかなぁ。きっと、大事な人と一緒に終われなかった高校生活は、彼女の中でずっと続くんだろうなぁ。。。

21年のTAMA映画賞で最優秀新進男優賞を受賞した藤原季節さんが当時「教師役をやってみたい」と言っていて、本作の匂わせだったのか偶然だったのかはわからないけど、とてもエモいです。
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