このレビューはネタバレを含みます
単純なヒューマンものかと思えば、フェミサイドやDVに働きかける映画だった。こうなるとは予想外。
5年も殴られ続けたのに、その不必要な男性器焼いただけで禁錮25年という重すぎる刑に時代の苦悩を知った。
ラスト、主人公が泣きながら、マドレーヌの手紙を読むシーン。すごいしんどかった。主人公はお金はもちろん必要だったけど、マドレーヌにやっぱ自分の妻を紹介したい、家族を知って欲しかったんだろうな……と思うと。
マドレーヌが、最後までシャルルの旅立ちを応援しててめちゃくちゃ泣いた。