よく喋るおばあちゃんが乗ってきたなー
なんか面倒臭そ。
さっさと送り届けて、次の客に期待だな、と思っていたのに、一向に降りる気配がない。
というか、このばあちゃん、只者ではないのでは?
▼以下、ネタバレ含む▼
いろんな客を乗せて、いろんな人生に触れる、とばかり思っていたが、そうではなかった。
ひとりの老女の半生を振り返ってくっぽいが、果たしてそんなに持つんだろうかと心配していたら、
ガスバーナーで〇ンコを!!!
一瞬でその心配も焼き払われ、老女の波乱万丈にも惹かれつつ、運転手の無愛想な仕事モードが、徐々に打ち解けていく感じなんかも素敵で、別れの時間よ、まだ来ないでくれー、と願ってしまうほどだった。
ラストはちょっと期待していた結末だったが、主人公の表情にもらい泣きしてしまった。