Jun潤

コンフィデンシャル:国際共助捜査のJun潤のレビュー・感想・評価

4.0
2023.09.30

(多分)ポスターを見て気になった作品。

アメリカで行われたミョンギュンらによる麻薬取引の現場を、FBIのジャック達が包囲する。
無事に逮捕されたミョンギュンだったが、取調室にジャックより先に現れたのは北朝鮮の捜査官・チョルリョンだった。
FBIが護衛して空港まで向かう道中にて、ミョンギュンの仲間が護送車を強襲、ミョンギュンは逃亡する。
ミョンギュンが向かった韓国には、かつてチョルリョンが共助捜査を行った刑事・ジンテがいた。
各国の代表として互いに腹を探り合う二人が捜査を続ける中、ジャックも合流し、3人でミョンギュンを追うこととなる。
チョルリョンとジャックの目的は果たして、ミョンギュンが持ち去った10億ドルなのか、そして、ミョンギュンの真の目的、驚愕の計画が明らかとなるー。

一作目の存在は朧げに知っていた程度でそもそも見ていないし、若干の不安がありましたが、振り返り映像ではなくキャラ同士の会話で、これまでの関係性も匂わせつつ単体で見ても大丈夫な入りをしていました。
ド迫力シーンに泥臭いアクションシーンと、観応え満載でありながらも、合間合間でキャラ同士がコミカルに立ち回っていたので作品内の緩急もきっちり取れていましたね。

韓国警察、北朝鮮の諜報員、FBIと、各国それぞれの思惑や行動原理が入り乱れる中、ジンテとチョルリョン、ジャックに共通する大切な人たちや市井の人々を守ろうという気持ちで最終的に本当の意味での共同戦線を張るというのは、予想できた流れとはいえめちゃめちゃお熱い展開でした。

途中やたらとミニョンが少女少女言うなと思ったら、少女時代のメンバーでしたかそうかそうか……もはや懐かしさすらありますね。
Jun潤

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