アメリカすぎんだろ…
映像綺麗だけどそこも含めて何もかもアメリカすぎる笑
超人気映画とはもちろん知ってたけど、具体的にどういうストーリーか全く知らず。
レビュー見ると「映画館で見た方がいい」という感想ばっかりだったから、このチャンスに！と思って見に行きました。3Dって高い！！！
映画館たぶん全席埋まってて、アバターってやっぱすごいんだなと思った。
映像はたしかに本当に綺麗だった。
空間を感じる。
奥行とか高さとかが深く続いているのをすごく表現しているなと思った。
2009年の作品なのにすごいなあ
スリル感を出すためか、登場人物が高いところにいるとき、俯瞰からの人物視点からの奥行を見せるカメラワークにしがち。
空間を演出する目的もあるのか、虫がいっつも飛んでたんだけど3Dだからちょっと気持ち悪かった。(半分褒め言葉)
でもストーリーはほんとにアメリカ映画って感じ。
まず主人公が直感的で自分勝手すぎる。
動くなって言われても動くし、勝手に行動して自業自得だし、本来の目的忘れて発情してるし。
でもそういう野性的で真っ直ぐな性格だからナヴィに受け入れられたんだろうなあ…
主人公が盛り上がって「俺は命をかけて〜〜」って話してたけどアバターなんだよなあ。
アバター死んでも本体生きていれば痛くも痒くもないんだよなぁ。
ナヴィ達と背負っているものが違いすぎてこちらは少し白けた。
あと悪役は悪役でしかないというのが単純に感じた。とことん悪役すぎて…
ネイティリは出てきた瞬間からヒロイン顔すぎた。
大きいうるうるの目にばっちりまつ毛にふっくらした唇。
なんか人間的な記号すぎるなと思った。
これをもっと人間の可愛さから離してキャラデザした上で、ストーリーで上手くやってだんだん可愛く見せていくことってできないのかなあ。
※以下ネタバレ
ネイティリとジェイクがキスした時、あーーーーほんとにアメリカ…と思うと同時に、そんなキススムーズにできるんだと思った。
ナヴィの愛情表現が人間と同じと思っているところがおかしくないですか？
愛情表現で人間と全く違う文化を持っていてもおかしくないと思う。
まあ偶然キスだったんだな両方。
あと英語片言なのにジェイクの言葉全部わかるし、みんな語彙がしっかりしてるし、羨ましいなと思った。
ジェイクがずっと嘘をついていたというショッキングなことを知り、ジェイクのせいで故郷が攻撃され父も死に、ネイティリにとっては最悪な状態で「二度と近づくな！」とか言ってるのその通りだなと思ったけど、
巨大な鳥を操れる選ばれし者とわかったらなんか皆許すしネイティリも再び恋に落ちるみたいなの、ストーリー力づくすぎるだろ。
資源を取る為に未開の地に住む人(バカにしてる)を攻撃する、そんなこと俺たちは許さない…！
って白人のアメリカ人が作ってるの、どの口が言う！！って感じだよな笑
まあ歴史上の話であって今生きている白人アメリカ人が悪いなんて全く思ってないけどさ…。
