Kuuta

アバター:ジェームズ・キャメロン3DリマスターのKuutaのレビュー・感想・評価

4.0
IMAX3Dで鑑賞。音圧が凄くて、物理的にその空間と対峙しているような臨場感があった。ざっくり感想。

・木が倒れるシーンすごく良かった。デカいものの向きが縦から横に変わり、生きるための意識づけも刻々と変わっていくスペクタクル感。タイタニックがへし折れて沈没するシーンと全く同じ。

・最後の空中戦もスッキリしてるし、ラスボスとタイマンで戦ってくれるサービス精神もキャメロンらしい。

・3D描写は奥行きのためにあるんだと、しつこいくらい手前に物を置く画面構成。アバター=ガラスを挟む他者との断絶演出が何度も登場

窒息死しかけるサリーにネイティリが気付くラストシーン、ガラス窓が分からず頭をぶつけるネイティリ→空いた窓から入り、フィルターを介さない初めての対面、と盛り上がりの段取りを着実に踏んでいる。

ラスボスが最終決戦でコックピットを開けて生身を剥き出しにするのは、アムロとシャアがフェンシングするノリだなと思った。

・エイリアンを人間っぽく描く事が理解し合う事なのか?と言う疑問は公開当時と変わらなかった。漫画アニメちっくに振る舞う姿に共感をして交流だと言われても、ちょっと腑に落ちない

・兄の話どっか行っちゃったな

・戦闘機にペイントして現れるのカッコいい

・冒頭の巨大機械たち、デカすぎる掘削機とか最高なんだけど出番ほぼなくて残念
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