このレビューはネタバレを含みます
映像は本当に凄い。
3時間近くあるけど
物語が常に進んでいって全く飽きることがない。
ジェイク1人の視点しかなくて、ナヴィ側の視点やアバター側のシーンとかもそんなにないけど、とにかくパンドラの世界や文化についての描写がワクワクしてしまい、その世界に入り込んでしまった。
ただ、主人公のジェイクをヨイショしまくる構成なのが段々後半で目立つようになってきて、そこからは気持ちが離れてしまった。一生に一度しか出会えない相棒の鳥をすぐに見捨てて、なんかすごいでかい鳥と繋がって、「だから俺はすごい！俺は選ばれたんだ！」ってナビィ達を説得してしまうのが一番モヤモヤした。
鳥の大小で自身の存在の大きさを伝えようとするのはなんか違う気がしたし、小さなあの鳥が乗り捨てられたようで可哀想だと思った。
ただアバターの外見や
かなり初めはギョッとする見た目なのに
感情移入させてしまう話や絶妙なバランスはすごいなと思った。
