ケヴィン・ベーコンが出てたので、もし作品がつまらなく感じてもあのリアル・ドナルドダックか?ていうくらいの雰囲気と濃さを見てればいいやと思って再鑑賞。
でも今回も楽しめました。
ホーム・パーティの座興で、妻の妹?姉?に催眠術をかけられた主人公(ちなみに義妹?義姉?は催眠術のプロではない)が、そのときにかけられた暗示(「もっと視界を広く持て」)によって、潜在能力が発現し、死者からのメッセージを受け取れるようになる、という設定です。
もともと義妹?義姉?はいくぶん頑固で攻撃的な性格をしている主人公に対し、「視野を広く持って寛容になれ」という意味で暗示をかけるわけなんですが、ある意味視野が広がって幽霊が見えるようになり、不完全ながら交信できるようになる、というななめ上な感じ?に私はホレてます。
ケヴィンの嫁の行動も、夫を思っているようでありながら裏目に出てる部分もあったり、しかしなぜそういう行動に出たかというと夫のことを愛しているけど潜在的には信用していないのからだったりとか、ラストシーンのおもしろさ(そうそう!そこは解決してなかったよなっ!みたいなラスト)とか、今の作品とはかなり違うけど私はタイプでした。今の時代のリアルっぽさも嫌いじゃないけど、本作みたいなリアルさも、いいと思います。なんか隣の家族で起こってる出来事を見てる気分。先進国向けの映画って感じ。
今更であっても続編希望!強く希望!
(2008年11月に1回見てるみたい…)