SENTIMENT

アトラスのSENTIMENTのネタバレレビュー・内容・結末

アトラス(2024年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

やば、またSFモノで当たった(主観)
今回はジェニファーロペスに釣られての鑑賞ゆえ、好みの女優に釣られれば当たる確率上がるかも(笑)

SFモノを見ないから、映像がこんなにハイレベルになってるだけで満足しようとしたが、まさかAIに心打たれるとは。
感情って人間でも表現が上手くない人がいることを考えると、AIの中に感情が産まれたとしても、そこまでの知識を得ている状態であれば「隠す」だろうな。

シャン•チーがラスボスで少々興奮。
AIでも人間的な姿形が何をするにしても最適という結果に至るのだろうか。
28年もあったらAIが考える最強の姿形に変えているという方が何となくリアルに感じる。
私の安易な考えだと、狙われるので姿形は最小にするだろうな。カメレオンのように色を変え続ける最小個体に。命令さえできれば強くある必要はないのだから。

アトラスがスミスに寄り添い過ぎたように見えてしまったのは、極限の状態を信頼という見えない絆で死地を乗り越えるような経験を自身がしていないゆえに共感まで至れなかったからだろうが、ラストにスミスと再会出来た時は俺ならすぐに号泣してる!
逆にアトラスの平静ぶりに共感できない(笑)

生きる生きてないの考え方のやりとりはスミスの考え方に共感してしまったな。
魂があったとてデメリットはあるわけだし。
そう考えると「心を通じ合わせる」って単純に人間では作ることのできないAIで言うところの「CPU」が織り成す知識の疎通であり、心なんて存在しないのかもな。

神経リンクしなくても、共存できる道を探したいが、計算処理能力が高ければ高いほど、その道の可能性がどれだけ低いかわかってしまうのだろうな。
人間は可能性だけで道を選ばない稀有な生き物だ。故に儚い。
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