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ぼくのデコ 23歳のヴァンパイア兄貴のharuのレビュー・感想・評価

3.0
AB型R hマイナスの香り。

ある朝、仕事に向かおうとするマットの元に、以前母親に勘当されたダメ兄デコがやってくる。何と彼は吸血鬼になってしまったらしい。果たして兄を匿うべきか、息の根を止めるべきか!?

シッチェス映画祭で上映された「ぼくのエリ」のパロディ。ですが、本家とは似ても似つかぬコメディです。主人公マットが浴びる血液量が半端ないですが、なぜかなかなか着替えない。
くだらないB級作品ですが、不思議と最後まで見れちゃうやつ。本作の吸血鬼は「日光苦手」「ニンニク無理」「心臓に杭打たれたら死ぬ」という、かなり古典的な設定。ついでにコウモリに変身可能だったりしますが、イマジネーションが大事らしい。(デコは苦戦)
デコを倒そうと乗り込んでくるヴァンパイアハンターのヘンリーが個人的にめっちゃ面白くて、彼の「鉄分」の濃さに爆笑。彼はなんだかんだで幸せな最期を迎えられたと思う。
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