この映画を観ておもったのは、フィリッパは第一印象だとか、見た目、世の中の常識に囚われることなく、人間を個人として見てくれる心優しい人なんだね。
歴史は常に勝者が書くもので、敗者のことは基本悪く書かれるのも分かる。現代におけるナチス映画に出てくる悪役が大抵ナチス側なのもそれなんだろうな。リチャード3世と同じように面白おかしくやられるだけの存在になってしまっているもんね。
婚約者と妻がいる子供たちを塔に閉じ込めてそのまま死なせたとだけしか知らなかったから、大抵の人はリチャード3世を支配欲にくらんだただの悪人だと思うんだろうなぁ。大抵の人は悪人だと思うでしょ。そこに疑問を抱くことができること自体がすごいよね。
遺体は川に投げ込まれたって聞けばそれを真に受けて「じゃあ見つかんねぇよ」って匙を投げたくなるだろうし。
最後まで折れずに信じ切れるのはすごいよね。
実話ベースなのは分かっていたけど、大学が絡んできて台無しにされるところとかは…リアルで嫌だなぁ…
大学は商売なのかぁ…まぁ、知ってますけどね(👈中退した人)
この映画全編通して、イギリスの街並みがすごく綺麗に映されてて行きたくなっちまったよね。