うむ、長いこと待たせただけにクオリティは素晴らしいものでした⭐︎
前作Destinyから2年後の時系列で描かれる本作。キラは20歳、シンは18歳か。
2人は新組織コンパスの実働部隊として活動中。シンはアスランからジャスティスを譲り受けた模様。
ストーリーとしてはそこまでの捻りは無く、新たに登場した敵組織による全世界的な危機に対して、過去作のキャラたちが一堂に介して立ち向かう、というもの。
露骨なまでに過去作の設定を拾ってるあたり、ファンサービスに加えて、ぐだぐだなシナリオになってしまったDestinyを救済するような意図も感じられる。
3人の主人公格の扱いとしては、アスランの出番が後半に集中しているなどあったが、概ね良好。
ゲルググやズゴックなど、これまでのオマージュ機体もさることながら、終盤ではファンが見たかった展開をこれでもかというくらい持ち込んでくれている。
キラクス →ラスボス
アスラン →敵の隊長
シン →敵部隊のネームド4人
ルナマリア→ウザい女(名前忘れた)
また、相手がいるキラとシンに対して、相手変更かと思われたアスランについても、明確な答えをだしてくれている。破廉恥だが(笑)
中々に見事な作品でした。
ただ、こうやって新しい敵が出たから戦う、というだけのストーリーでは、この世界はあまりにも救われないよ。
本作もその敵組織を倒しただけやったしね。
これでシリーズは本当に終わりなのかな?
エビデンス01の正体やコーディネーターの受胎問題など、解消すべき伏線はまだ残っているが・・・