歌詞絵の

機動戦士ガンダムSEED FREEDOMの歌詞絵ののネタバレレビュー・内容・結末

機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(2024年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

※テレビシリーズ放映時から知っているので、その時から経った時間等込での評価です

◯思い出込み込みで大満足!
正直、予告から期待していなかった。
無駄に新キャラも多いし、雑に殺したり殺されたりして盛り上げていつもみたいに主人公たちで無双して、はい、ハッピー!かと思っていた。
が、いい意味で裏切られた。
◯昼ドラな前半、熱血少年アニメな後半
前半はラクスとキラのすれ違い。しかも、仕事が忙しくてすれ違い始めたところに間男が、、、と何を見ているのか分からなくなりそうだった。
アークエンジェルが沈んだあたりから雰囲気が変わり始め、後半ではもはや土日の朝やっていそうなアニメの乗り!ご都合展開何のその、愛と正義は必ず勝つのだ!!と言わんばかりの展開。
だが、どうせ主人公たちが無双するならウジウシするよりここまで振り切ってくれたほうが気持ちいい!
◯個人的にはシンの描写が良かった
デスティニーでは主人公でありながら、様々なところで何かと言われがちだったシン。今作で彼の素の人となりが見えてきて、最終決戦での情けない負けっぷりも少しは理解できるものとなった。
久しぶりにメンヘラなキラやいつになく人間臭いラクスの描写など、今までのキャラをより多面的に、魅力的に見せるとても良い映画だったと思う。
全体通して、超良質なファンディスクといった印象。今作だけ見て、あるいは今作を期にシリーズを勉強し始めても、評判ほどは楽しめないかも。20年間紆余曲折を得て、ここに辿り着いたからこそ、感慨深いものがある。

※後半、一転してやりたい放題やる感じはマリグナント以来で楽しかった!
歌詞絵の

歌詞絵の