当時のナチスの中でも優秀なはずの人々が、真面目に議論を重ね、効率よくコトを進めようと話し合っているのはユダヤ人をどうやって効率的に殺すかである。
一部の言葉を消してこの映画を見ると、まるでビジネスについて議論をしているようにしか見えない。
こんなに淡々と、いろんな思惑が交差すれども、真面目に真剣に、ユダヤ人虐殺が議論されていたのかと思うと恐ろしい。
これが戦争というものなんだろう。
人を人とも思わず、抹殺することを正義とする。
政治と経済と歴史と、諸々が重なり合い今のイスラエル情勢があると思うと悲しくなる。
