Podcast『カエサルの休日』で取り上げられた、観てない映画を観ようその①
ヴァンゼー会議。
徹頭徹尾会議の映画で、根回しとか腹の探りあいとかありつつも、淡々と進行していく会議を眺めました。
アイヒマンの議事録がもとになってるのか。「議事録つけた?」みたいにちょくちょく言われてるのはそれでかな。
内容は【効率よくユダヤ人を抹殺するための具体的な方法】
…同じ人間だと思ってないから、対象にこういうことができるのが人間だとつくづく。
戦時中という極限状態だから見えやすいところまで出てきているだけで、おそらく、ナチスがとりわけ狂ってる訳ではない。エンエスデーアーペー
効率よく減らすためにガス室に送りましょう、我々ドイツ兵のメンタルはケアしましょう、人種根絶のためには断種です!
これを本気で考え、実行してた頃が人類にはあるということを自覚しといたほうがいいなと思います。頭の片隅にでも…
「ちょっとおかしいかもしれんが、でもこういうもんか…」と思いそう、わたしなら。
少なくとも強大な勢力に対抗できないので、「こういうもんか」と無理やりにでも納得してそのままにしそう。生存者バイアス的な?
T4の対象者なわたしは、ナチスから排除される方だけど。
世界は容易に傾いていきます。
アメリカが世界恐慌のときに関税引き上げたことは世界経済の悪化をもたらし、第二次世界大戦の遠因にもなったとされているそうで。。。
アマプラで観ていたら残り30分くらいで字幕がずれ始めてかなりストレスでした。
あと、誰が誰だか覚えられない人がほとんど…元々有名なミュラー(いかにもナチ将校!って感じ)や、公務員みたいなアイヒマンとかは覚えられました。役者さんの頭の上とかに名前と所属が浮かんでたらなぁ(空気が台無し)
ふと思い出しましたが、ドイツ語だとヨーロッパの国名は日本が使ってるのに近くなるのか。英語の国名とは全然違う…まぁ、そもそも日本がドイツと呼んでるのはドイチュラントからきてるからなぁ。英語はジャーマニー、わかるけど何処だよ!って。