橘さんの映画レビュー・感想・評価

橘

妻の電池切れ(2023年製作の映画)

3.7

電池切れそうとは言ってもどうやって充電するんだろう……と思ってたら、“充電”ってそういうこと??
こうやって、足りなくなってるの目に見えたらいいのにね。

臼田あさ美さんも青木崇高さんも自然で良かった
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太陽は動かない(2020年製作の映画)

3.3

あまりここのスコアが高くないので、流し見できるかと(失礼)思ったけど、面白い!という訳ではないけど流し見出来るほど面白くなくもなく……という微妙な映画でした。
エンドロールで少し観られた、ドラマの方が
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犯罪都市(2017年製作の映画)

3.8

月末処理で疲れた日にはマブリーで憂さを晴らす。下戸なもので。。

求めるマブリーでよかった。腕は太く心は優しく顔は怖く…真実の部屋&弁護士のスタンさん、笑いました。ひどい。
それに加えて、安心安全のチ
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藁にもすがる獣たち(2018年製作の映画)

3.6

欲に目が眩むと碌な事にならん…けど、借金返済の人もいるから……とも思うけど、、、
泡銭は身につかないしここまでの大金だと変なものも連れてきそうだし、出所は!?と疑いましょうね、という教訓を得ました。
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.9

かわいい!つよい!!かわいい!!!
今頃観て、今更レビューを書いてる体たらくですが面白かったです。

『ある用務員』観てから観たのですが、何故かちさととまひろのことをフリーの殺し屋だと思っていて、雇わ
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地獄の花園(2021年製作の映画)

3.7

熱出ててもぼけっと観られる楽しい映画で良かったです(コロナ引きこもり4日目)

OL=オフィスレディースの皆さん、制服の上から物騒な刺繍入りの上着羽織ってらっしゃるし、喧嘩に明け暮れてらっしゃるけどい
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シャニダールの花(2012年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

うう……黒木華さんの透明感と、思い詰めて壊れる綾野剛さんの影と色気が好きすぎる〜そして健気な伊藤歩さんときたら!
好きしかない!!このメンバーだったから最後まで観られたようなとこあるけど。
伊藤さんが
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蛇の道(1998年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

BGMもモノローグもない。
何の説明もなく復讐譚が始まるので、ストーリーから得た情報を組み立てていくしかなく、ジリジリと面白かったです。

宮下辰雄の目的はすぐわかるしわかりやすく様子がおかしいので「
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GONIN(1995年製作の映画)

3.9

暴力に次ぐ暴力、めっちゃバイオレンス……となりながらも匂い立つ男同士の激重感情でした。
GONIN、佐藤浩市さん本木雅弘さん根津甚八さん竹中直人さん椎名桔平さんという面子からつよい。
襲撃する組の組員
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ケープ・フィアー(1991年製作の映画)

3.6

ママ「飛び込むのよ!!」(わたし:ここで!?)

字も読めない田舎者だったマックスが、14年の刑を喰らって服役中に頭も身体も鍛えまくって、弁護士なのに弁護してくれなかった弁護士へ復讐しにやってくる。
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

村上虹郎さんの儚さがショックですぐレビューできませんでした。
哀しい……どんどん趣ある良い役者さんになっていかれるなぁ。

前作の中心人物ほとんど入れ替わった今作。
でも今回も飛ばしてました。
鈴木亮
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きさらぎ駅(2022年製作の映画)

3.2

ホラーは怖いけど、「怖くない」というレビューで安心して観ました。
怖くなかったです。ありがたや!

きさらぎ駅に誘い込むための人は使い回されてて「きさらぎ駅よ、省エネなんだな…」と感心しました。
なの
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シン・ゴジラ:オルソ(2023年製作の映画)

4.2

GW後半ゴジラ三昧のラストはこちら。
オルソクロマチック_φ(・_・赤色も暗くなって見えなくなるモノクロか〜

こちらも味があってよかったです。
時代設定が現代なのでお話にはカラーの方が合ってたとは思
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ゴジラ-1.0/C(2023年製作の映画)

3.8

カラー版に続いて、モノクロ版を観ます。
マイナスワンはこちらのほうが好み……時代設定にぴったりでした。

やっぱりあの人、橋爪功さんだよな…と思ったら御本人でした。
金田明夫さんはどうしても気づけない
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.7

終戦で“0”になった日本が、ゴジラ襲来でマイナスに……でもちゃんと、反核映画だったので良かったです。
蹂躙される人々と東京の街と電車。電車なにかとぶん投げてる。

熱兵器ではゴジラに太刀打ちできないの
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レッド・スパロー(2017年製作の映画)

3.6

可もなく不可もなく……思ったより面白かったです。
ロシアを舞台にしてるのに全編英語なのは???です。
パッツン金髪で、ミニ丈のボトムスにタイツのジェニファー・ローレンスさんが可愛くて見惚れてました。
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セッション(2014年製作の映画)

3.3

どうしてもキツくて飛び飛びに観るという邪道で完走。
しんどい。

どちらかがどちらかを殺すまで終わらないんじゃないかと思ったら、フレッチャーが(良し、来たな)みたいな顔して、アンドリューもなんか満足気
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

4.3

面白すぎる。
韓国のvs麻薬組織な警察ものといったらドロドロノワールで鬱々と観る印象でしたが見事に覆されました。
軽い気持ちで観られるし安心してオススメできます。
楽しかった!!

麻薬組織の監視のた
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シックス・センス(1999年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

何度も観た作品です。
初見はネタバレなしで衝撃を受けていただきたいけれど、ネタバレ状態の2回目鑑賞からにも耐えうる作品。
今回も面白かったです。

マルコム医師のブルース・ウィリスさんは落ち着いてて包
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マスカレード・ナイト(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

シリーズ2作目の今回も、ノレないけど流し見も出来ない微妙なバランスでした。
本当にマスカレードしてしまうので警察さんもてんやわんや。そこは気の毒でした。

フロントマンからコンシェルジュになってる山岸
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マトリックス レボリューションズ(2003年製作の映画)

3.4

鋼鉄の野に降り立った救世主(機械から伸びてきたやつに絡め取られてるのがナウシカっぽい。あの人が生きているの…?)は自己増殖していって誰も止められないエージェント・スミスと闘い、
エージェント・スミスは
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マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.3

長い。
いかにも怪しい人たちエピソードがわんさか挟まれるので集中力が切れる割りに、いざ犯人がわかっても驚きがないという呆気なさ。そりゃそうでしょうね!いかにもでした!!みたいな。。

長澤まさみさんは
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Red(2020年製作の映画)

3.5

引越し準備の流し見第二弾にぼんやり観てたら、原作と結末が違ってて唖然としました。
映画は普通すぎる。
原作の複雑な結末を描くのは難しいんだろうけど……

塔子、鞍田さん、小鷹さんはぴったり。
原作読ん
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ファイ 悪魔に育てられた少年(2013年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ドラマ『怪物』で初見だったヨ・ジングさん繋がりで。
学校では学んでない学生さんのヨ・ジングさんも可愛かったです。
しかし豪華キャスト…韓流はほとんどノワールかクライム・サスペンスしか観ないのに見たこと
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サイレント・トーキョー(2020年製作の映画)

3.1

西島秀俊さんと石田ゆり子さんが出演してる爆破ものといったら犯人決まりきってる……その予想は裏切られませんでした。
西島さんまたアウトロー刑事な感じだし。

2時間ドラマの域を超えられなかったですし、着
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夏至物語(1992年製作の映画)

3.6

夏。久々に観ましたが夏でした。
どこかおかしいところも魅力的に見えてきてしまう女の子フェチなのか…岩井作品の女の子、撮り方や演出で絶妙に嫌悪感を抱かないレベルなのがすごい。
ラスト付近まで涼しそうな格
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アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

3.5

原作「銃夢」は未読だけれどとある書籍で「攻殻機動隊」と同じカテゴリで紹介されていたので知っています。
映像化されたということで楽しみにしてたけど……

なんだこの中途半端なラブ・ロマンス。
アリータの
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電気海月のインシデント(2019年製作の映画)

3.4

夢中で観られる訳でもないけど退屈な訳でもない…不思議な作品でした。
微妙に地味なところがかえって現実味があります。専門家が監修してるのか、それはリアルになるわ。。

いや〜でも市内、こんなピンクタブレ
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チャップリンの黄金狂時代(1925年製作の映画)

4.5

大洋映画劇場さよなら興行にて。
78年前の上映第一作も『黄金狂時代』だったらしい。
とても贅沢な鑑賞体験だったんだな。
閉館当日3月31日の上映最終回を鑑賞された方々は尚更だったでしょう。

今回は、
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チャップリンの給料日(1922年製作の映画)

3.7

大洋映画劇場さよなら興行にて、『黄金狂時代』との二本立て。
広々した真っ赤なシートのスクリーン1でゆったり鑑賞しました(スクリーン1の座席は全てキネット社製の広い椅子)

悲哀もありつつ、でもコミカル
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ブルーアワーにぶっ飛ばす(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

帰りたくない田舎の具現化がすごいリアル…砂田家族が強烈、となかなか鑑賞が進まず飛び飛びで観ててギリギリ見終わり。
砂田家祖母なおばあさんがほんとにお祖母ちゃんという空気で良かった。田舎はキツいけどお祖
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総理の夫(2021年製作の映画)

3.2

あ〜う〜ん。。原作既読。
原作もなんてファンタジーだと思いましたが熱量はかなりありました。原田マハさんだし。
でも、随分とやりやすいように改変されててぼんやりした話になってしまってました。
軽く観るに
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シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション(2018年製作の映画)

3.8

楽しかった〜。
「この手があったか!!」でした。
キャスト全員外国人だし名前も違うし全編フランス語だし、オリジナルエピソードだけれど紛れもなくシティーハンター。
監督さんの愛が凄い。脚本も主演もされて
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ダゲール街の人々(1976年製作の映画)

3.6

ダゲール街、ダゲレオタイプが発明された街なのか。
それでラストが、あの一連の記念写真みたいな街の人々。。

「ありのままに映してます」みたいなところが良かったです。
眼差しは温かいかもしれないけど、優
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(1963年製作の映画)

3.6

(なんかこれあれやん…「鳥人大系」の冒頭。「火の鳥」かと思ったけどこっちだった)

ある日突然!鳥が人間を襲ってくるパニック映画。
言葉が通じないから理由もわからず攻撃してくるのが怖い。どこにでもたく
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ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

3.5

スタイリッシュ…!
原作未読、ノオミ・ラパス版完走済みで鑑賞しました。
なのでストーリーにはあまり言及できません。こちらのお話しかないのでコンパクトでした。

ス、スタイリッシュ…!!が一番の感想です
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