なんじゃこりゃ？？？つまらなすぎて逆に原作に興味がわいた。水フェチの何がダメなの？水が美しかったり気持ちよかったりするのは、わりかし多くの人が共有できる感覚だと思うのだが…。それとも「水」は何かのメタファーなの？謎だらけの作品だった。
「ダイバーシティ」がテーマみたいだけど、本来のダイバーシティって性癖とかフェチとかそんなレベルの話じゃないでしょ？性癖なんて変態性を孕んで当たり前で、万人に理解されるなんてムリだし、その必要もない。「フェチ」と「性的マイノリティ」も次元が違う話という気がするし。
「抱いちゃいけない感情なんてない」というなら、小児性愛も（犯罪行為に及ばない限りは）肯定されることになるが、そうは描かれていない。いっそのこと「水」なんかに逃げずに、そのまま小児性愛者を主人公にする方が伝わるものが多かったのでは？（たとえ観客の共感は得られなくても…）深遠なことを描いているようでいて、なんだか浅薄な印象を受けた。
