このレビューはネタバレを含みます
正しく真っ当に生きている(と自負している)寺井啓喜と自分は異常だと認識した上で必死に世間に馴染もうとする桐生夏月、佐々木佳道
少数派でも価値観が合う人と一緒になった2人の方がパートナーと上手に生活できていてその対比が面白かった
あらすじを読まずに行ったのでもっとエグい内容かと思ったら全然でした
みんな上手に隠しているだけで大なり小なり秘密は抱えていると思うので、人を傷つけたり法に触れることでなければ何でもOKだと思ってしまった
朝井リョウは「桐島、部活やめるってよ」を以前小説で読もうとしたけれど挫折してしまったから今回またチャレンジしてみようかな
人がぽんぽん出てきて場面が切り替わっていく映画の作りは朝井リョウの小説っぽかったです
あと終始表情が暗いガッキーを見たのが初めてで新鮮でした