正欲のわたなべのネタバレレビュー・内容・結末

2023年42本目

検事の寺井啓喜は、不登校の息子の教育方針をめぐり妻と度々衝突している。秘密を抱えた桐生夏月が世間と断絶を望み、ショッピングセンターで販売員をしていたが、秘密を知る佐々木が地元に帰って来たと知る。八重子は同じ大学に通う大也を気にしていて...というストーリー。

この映画の結論としては一概に言えないし、まとめてはいけないと思う。人それぞれの個性や感受性が異なる中でマイノリティの人々を除外することはあかんことだし、やめるべきなんだけど、マイノリティを異常視するマジョリティ側の気持ちも分からなくはない、、、。
すっごく苦しい気持ちになった映画でした。
ただ、理解しようとする気持ちや寄り添っていく気持ちは持ちたい。
結構自分の周りにもそう言った人がいるのかもと思うと助けになってあげたいなと思う。

映画の構成としては特に文句もなく、スッと入ってきた。役者さんの演技はもちろん、ストーリー性もあり分かりやすかった。