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正欲のBKのレビュー・感想・評価

正欲(2023年製作の映画)
3.9
あらすじメモ
不登校の息子とYouTube撮影に傾倒する妻の理解に苦しむ啓喜、人を好きになって結婚をするのが当たり前という価値観に苦しむ夏月、会社に馴染めず生きる希望を失いかけている佳道、過去のトラウマから男性に強い嫌悪感を抱く八重子、理解できる他者がいないことから他者との接触を拒む大也といったパート毎に分かれるオムニバス形式の物語 佳道が勢いよく飛び出す水に惹かれる水フェチという指向を持ち、共通の指向を持つ大也らと動画撮影を行ったことによりバラバラだった物語に繋がりが現れる

夏月の正月は人生の通知表、地球に留学という言い回しが気になったのでメモ
色々な価値観を持ち、生きづらさを感じながらも社会の一員となっている人に訴えるものがあったと思う
例え理解しがたい指向であったとしても啓喜の「ありえない」の一言のように理解することを容易く放棄してしまわないことが大切ではないだろうか
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