このレビューはネタバレを含みます
配信で観ました。
字幕版です。
全体的に楽しめませんでした😥
乗れないところが多かったです。
①ディズニーとの距離感
好きな作品はありますし、パークに行けば楽しいです。
ただ、熱心なファンではありません。
②本作の良かったところ
・スター
動きや表情が微笑ましかったです。
一方、気になったところもあります。
何ができて何ができないのか。
よく分かりませんでした。
・キノコと木
動物たちが歌うシーンです。
キノコが可愛かったです。
そして、木が不気味でした。
・エンドクレジット
本作で一番楽しかったところです。
いままでの振り返りができました。
主人公が出てきたかと思えば、意外なキャラクターが選抜されている作品もありました。
面白かったです。
③本作の気になったところ
・設定
願いを預けると、その内容を忘れる。
「じゃあ、なぜ預けるのかな?」と思いました。
たしかに挫折は苦しいですけど、大切な願いを忘れてしまうのは怖くないのかなと思いました。
人格が崩壊するのではと。
途中で王が「家賃はタダ」などと歌っていましたが、もっと強調してほしかったです。
住むところも食べ物も着る物も全部無償で提供。
医療費も無料。
でも、王国の一員になりたいなら願いを国王に預けないといけない。
それぐらい極端であれば飲み込めたかもしれません。
あと、あの王国が賑わっているようには見えなかったです。
アーシャが歌って案内するシーンですが、人が少ないと感じました。
・パッチワーク
いろいろなディズニー映画の要素が見られる本作。
楽しいというより、空しかったです。
既存の作品に頼っていると感じました。
・魅力的なキャラクターが少ない
友達7人組は数が多くて、1人1人の印象が薄かったです。
国王は歴代ヴィランたちの要素をつなぎ合わせた感が強かったです。
また、やたらハンサムと言われていました。
が、そこまでの美形には思えなかったです。
ただ、自ら現場に急行しまくるところは面白かったです。
フットワークの軽い王様でした。
そして、主人公アーシャ。
他者の願いを守りたいのは分かりましたが、彼女自身の願いは曖昧なままだった印象です。
魔法使いになることに強いこだわりがあるようには見えなかったです。
「お父さんのこともあるので、私は魔法使いになって、みんなが願いを叶えていく手助けをしたいです!」といった具合に明言してほしかったです。
物語を引っ張っていくパワーを主人公から感じなかったです。
・王が本性を現すのが早すぎる
序盤で王がアーシャに怒りを露にしました。
悪い意味で驚きました。
よく今まで国民から支持されてきたなと。
早々に本性を見抜かれて、あっという間に反乱を起こされそうな気がしました。
ほんの一部の願いしか叶えていないようでしたし、あんなに国民から支持されていたことが不思議でした。
・その距離で歌声が届くの?
終盤、高いところでピンチに陥ったアーシャ。
そこからアーシャが囁くように歌うと、地上の人たちに聞こえて彼らが歌い出すという展開がありました。
「その距離で聞こえたの?」という疑問が強かったです。
ストーリー等に乗れなかったので、このような細かいところも気になってしまいました。
・裏切ったキャラクターとの和解シーン
あっさり仲間たちが受け入れるので、違和感を覚えました。
吸い込まれたマグニフィコの暴言シーンが入ることで、有耶無耶にされたように感じました。
④まとめ
全体的に楽しめませんでした。
ただ、好きなところもあります。
特にエンドクレジットでワクワクしました。
観て良かったです🙇♂️