工務店の社長に勧められて。
DOMA Inc.
【色気のある人生】
わかったようでわからないのだが、当時のドイツのシーンで音楽と建築は芸術の女王と王様と言われていたことを振り返ると、これはアートフィルム?
アルヴァ・アアルトの半生が記された映画。
欧米の音楽ドキュメンタリーでよく使われがちな、インタビューされている人を写したカットが本当に少ない。
インタビューの音声のみが流れ、そこに様々な映像が重なる。戦争前の海とか船のカラー映像が好みだった。
建築ならば円く優しい光の差す図書館が好きだった。反復的に出てきてた。
音楽もぼーっとした感じで、時々キリキリとしていた。
展開として、波があったかといえば、穏やかではあったが、人間を思う住まい、その在り方について考えさせられたのと、フィンランドの言葉ってやっぱり独特だなと思った。
ということでこの評価。