戦場を走り抜ける主人公に弾丸が当たらなかったのは運が良かっただけだ。
と言うか、その運が良かった若者を主人公にしてる物語なのかも。ライフル、機関銃、火炎放射器、手榴弾そして戦車や戦闘機が最前線で死闘を繰り広げる、そんなリアル戦争映画の一本。
何故だろう。
実際に起こった過去の戦争をリアルに再現する映画は何故製作され続けてるのだろう?『西部戦線異状なし』は3度目、他にも『プラトーン』、『フルメタル・ジャケット』、『プライベート・ライアン』、『ブラックホーク・ダウン』、『1917 命をかけた伝令』。
『シンドラーのリスト』や『戦場のピアニスト』もそうだ。デビュー前のスピルバーグも自作映画の頃から目指していた表現だと思う。
「戦争をしてはならない」と残酷さを伝えているのか?
人間は本能的にで戦闘が好きだからなのか?だから作るか?
観客が観たがってるから?
こう言う映画は評価も高く儲かるから?
恐らく全部なんだろうと思う。