家族か芸術か?
夢を追う全ての人へ、
スピルバーグからのエール
151分?1時間くらいに感じた。
人の人生とは映画であり、
人生=映画
映画=人生なのかもしれない。
エンドロールのつづき
バビロン
エンパイアオブライト
フェイブルマンズ
映画っていいよね作品かと思ったら...
全くそんなことはなく...
家族か芸術かという不毛なテーマの上に、夢に向かうには辛いことがたくさんあるが本当にやるか?という作品だった。
子供の時に、家族見た作品で衝撃を受けたスピルバーグはいつしかそのシーンを再現したくなり、旅行の時にカメラ担当して渡された8mmカメラで彼の何かは覚醒した。
そこから『趣味といわないで』、
好きから本気になり、その道に飛び込むまでを描いて作品だった。
家族の色々があり、ユダヤ人だった彼は差別された。でも、恋愛もした。
彼の映画の根底には、この作品時代の出来事全てに影響されている。もちろん今作は映画なので脚色はされているが、ほぼ実際のことで、特に痺れるラストは今後のスピルバーグ作品をもう一度観たくなるキッカケにもなるだろう。
そんな全作品の興行収入1兆円を超えた天才監督の人生は、意外にも子供の時に受けた『映画ってすごい!』からの延長線で、今でもそのパワーは当時のまま彼の映画制作意欲を掻き立てているのかもしれない...