最高だった
物語を映し出す喜びと呪い。
功罪がしっかりと描かれてる。
物語が人を魅了する楽しさの反面、物事の一つの側面しか切り取れない危うさだったりそれが人にもたらす感情の受け取り方のミスマッチ、そういった歪さを主題に描いてる。それでもやっぱり僕らが感動してるこれは物語なのだ。
人が魅了される本質の物語というのは、同時に人の秘密を暴くものでもあるということについてもチャーミングに触れていて、創作する上でそこの覚悟は必要なんだと説教ではなく背中で教えてくれる映画だった。
(追記)
スピルバーグの半自伝的映画。と聞いてみんな見に行くもんだと思ってたけど想像以上に見てる人少なくて驚いた。
もうあれか…そんなスピルバーグって言われてもピンとこないみたいな時代に突入してるのか…今までの作品に比べたらヒキが弱いのは確かにあるかもね…