このレビューはネタバレを含みます
スピルバーグらしからぬ、派手な仕掛けのない、淡々とした家族のお話。
少しずつすれ違っていく両親、少しずつ大人になり、差別も含めた世間の厳しさに向かっていく主人公。ひりひりするような場面も多いのに、ホッとする場面とのバランスがいいんだろうか、穏やかにみていられた。父親役のポール•ダノの優しくてちょっと哀しげな笑顔か忘れられない。
あと、ジョン・フォード監督役、まさかの大物!地平線が真ん中はつまらん!からの、カメラがグイッてなるラスト最高でした〜
あのピアノソナタ、練習したなぁ。左手の三連符が大変やった。
どこまでが実話なんだろ??