ブライアン・タイリー・ヘンリーがオスカーで助演男優賞にノミネートされた作品ということで鑑賞。
アフガニスタンからの帰還兵の主人公が、心身に傷を負いながら、出会った自動車整備士との交流を経て少しずつ再生していく物語。
静かな雰囲気で尺が短めながら、主人公の心の動きや家族との向き合いを丁寧に描いていて好きな作品だった。
兵士のPTSDを描く作品というと男性兵を思い描きがちだけれど、女性の軍人だっているよね、ということにハッとさせられた。
ブライアン・タイリー・ヘンリー、『エターナルズ』と『ブレット・トレイン』しか観たことなかったけれど、こういうしっとりしたドラマで演技しているのもいいな。
そして、そこまでエモーショナルな場面があるわけでもないのに存在感抜群なジェニファー・ローレンスはさすがだった。