ネオねお

銀河鉄道の父のネオねおのレビュー・感想・評価

銀河鉄道の父(2023年製作の映画)
4.0
題名がいいです。

実は宮沢賢治の本は教科書で触れただけできちんと読んだことがない。なので、どんなふうに亡くなって、どんな人生だったかよく知らなかったので、映画を見て少し、読んでみようとそういう気持ちになった。
昔子供の頃、ほんのちょっと読み出して読み切れなかった覚えがあるので、大人になった今なら読めるかもって思う。

綺麗に死ね!って妹がパッチーンって歳をとっておそらく認知症となり錯乱を起こしてるお爺さんを愛情持って叩くシーンがいいです。

お父さんが、賢治の詩を、褒めるシーン泣けました。

菅田将暉の宮沢賢治いいです。

生きる苦悩が感じられました。お父さんの異常なぐらいの深い愛情があって、世の中に彼の作品が残されたのでしょうか?生きてるうちにはそんなに作品は出なかったのかな?いろいろ疑問の思ったので、ゆっくり調べてみようと思いました。

覚えておくためにコピペしました。

雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク
決シテ瞋ラズ
イツモシヅカニワラッテヰル
一日ニ玄米四合ト
味噌ト少シノ野菜ヲタベ
アラユルコトヲ
ジブンヲカンジョウニ入レズニ
ヨクミキキシワカリ
ソシテワスレズ
野原ノ松ノ林ノ※(「「蔭」の「陰のつくり」に代えて「人がしら/髟のへん」、第4水準2-86-78)ノ
小サナ萓ブキノ小屋ニヰテ
東ニ病気ノコドモアレバ
行ッテ看病シテヤリ
西ニツカレタ母アレバ
行ッテソノ稲ノ朿ヲ負ヒ
南ニ死ニサウナ人アレバ
行ッテコハガラナクテモイヽトイヒ
北ニケンクヮヤソショウガアレバ
ツマラナイカラヤメロトイヒ
ヒドリノトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハオロオロアルキ
ミンナニデクノボートヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
サウイフモノニ
ワタシハナリタイ
ネオねお

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