はなくそたべ夫

桃太郎侍のはなくそたべ夫のレビュー・感想・評価

桃太郎侍(1957年製作の映画)
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なかなかよかった。
三隅研次監督は面白いのが多い。
大映にしては少し複雑な筋?

しかしこういう優等生の市川雷蔵よりも、やはり後ろ暗い雷蔵のほうが好きだ。
大映映画は最初に見た眠狂四郎や剣鬼、斬る、大菩薩峠などがおもしろすぎた。もうああいう雷蔵は観尽くしたのだろうか。
そろそろ本格的に勝新太郎にシフトしたほうがよいのかな。

「この後に及んでまだ天一坊を決め込む気か」という台詞。去年までじゃあ意味がわからなかったと思う。当時はやはりみんなわかっていたのか。
雷蔵が2Sで二人出てくる場面はどうやって撮ってたんだろう。フィルム分割かな?
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