桃太郎侍の作品情報・感想・評価

桃太郎侍1957年製作の映画)

製作国:

上映時間:87分

ジャンル:

3.5

「桃太郎侍」に投稿された感想・評価

可もなく不可もなくの勧善懲悪な時代劇です
高橋英樹の桃太郎侍とはやはり当然違っていて、数え歌もありません
この時代に大量生産された時代劇のひとつといった感じで特に何があるわけでもないかなーと
東映でもよくあった若様とお姫様のアイドル時代劇といった印象です
第三の影武者の次に見たのがこれだったので「今度は双子の設定かい!」と思いました(笑)
多分もう1回見ればちゃんと、内容を理解できると思います。
今回は、大好きな木暮実千代様とのツーショットを見るのが目的だったのでよいです!
やっぱり木暮実千代様の艶っぽい仕草に惚れ惚れしてしまいます✨
綺麗な画面。次々表情を変える雷蔵、色っぽい木暮実千代。
そして、それらを吹き飛ばす河津清三郎無双。
梅田

梅田の感想・評価

2.9
最初の殺陣はイマイチ、ラストの殺陣は良い、トータルすると座頭市ほど面白くなかった。
☆☆☆☆

殿様の子として生まれながら、ある事情から素浪人の身の雷蔵。
一方国では跡継ぎ問題が勃発。毒を盛られて若様は重体(雷蔵一人二役)意を決して影武者を買って出る雷蔵。
かくして桃太郎は、猿=堺駿二:狐=木暮美千代:雉=浦路洋子を従えてのお国入り。
それを阻止せんと襲い掛かるのが河津清三郎=鬼が率いる家中軍団。

単なるプログラムピクチャーの1本ですが、時代劇の面白さが詰まった作品。雷蔵が河津清三郎に言い放つ台詞が傑作。

「ゲスの知恵はどこまでもゲス!」

※ 鑑賞メーターから移行

2016年1月5 国立近代美術館フィルムセンター大ホール
shogo

shogoの感想・評価

3.5
一人二役という大役を難なくこなす市川雷蔵の独壇場。ながれるようは殺陣はやはり美しい。

河津清三郎演じる伊賀半九郎のキャラクターがとにかくニクくて痺れた。
単純明快な時代劇で何にも考えずに観れました。勧善懲悪の時代劇の基本型といった具合で無駄なシーンもなく。市川雷蔵さんが画になっていてかっこ良かった。
シンゴジラのあとは、実家で市川雷蔵。若い。目張りがちょい浮いてる。そんなのいいや、わたし、雷蔵と一緒にいられるけど横顔しか見れない刑とか進んで受ける。いい男だな〜。この横顔、最高。そして、木暮実千代がいい女。素敵。
どこを取っても平均的な三隅で、いかにもプログラムピクチャー的。
ラストの大立ち回りの導入の破天荒さには度肝を抜かれたが(雷蔵の見せ場をねじ込んだのか?と思ったら河津の独壇場だとは!)、この破綻ぶりも三隅らしさではある。
1957年の三隅研次×市川雷蔵版。生き別れの一卵性双生児(片や若殿、片や浪人)という設定を巧みに使ったトリックや駆け引きといい、お家騒動を巡る王道の勧善懲悪ストーリーといい、絶体絶命のピンチの末の待ってましたの大逆転といい、むっちゃくちゃ面白い。

中でも特筆すべきは河津清三郎の徹底したワルっぷり。悪人とただの残忍とをはき違えただけの、近年散見される小悪党とは一線を画す、これぞ正真正銘の大悪党。“悪” とは何か、性根が据わっていてこそホンモノの “悪” であることを、身を以て教えてくれる。

衣笠貞之助×長谷川一夫版(1952)、深田金之助×里見浩太朗版(1960)、井上昭×本郷功次郎版(1963)、全部見たい。
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