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Tom, Tom, the Piper's Son(原題)
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『Tom, Tom, the Piper's Son(原題)』に投稿された感想・評価

2K版ブルーレイで鑑賞。グリフィスのカメラマンでもあるG・W・ビッツァーが監督した同名タイトルの僅か9分程度の短編を速度変化や、エフェクトによる加工、部分拡張を施すことで約2時間にまで引き伸ばすという映画の編集の可能性を極限まで追求した一本。映画は見た本数なんかより一つの作品/一人の作家とどれだけ向き合えるかどうかの方が遥かに大事だということをジェイコブスは既存の作品に徹底的に手を加えつつ、素材そのものが持つテクスチャを味わわせることで見るものに提示してみせるという超アクロバティックな試みを成し遂げてる。運動に溢れた初期映画の一部を切り抜いて、静止と再生を繰り返すことで映画が本来1秒間24コマの静止画で成り立つことを顕にすると同時に、9分のビッツァーの短編を一度見ただけでは絶対に掬い取れない群衆一人一人のモーション(顔の表情など)を見つけ出し、映画本編の世界とモブの運動を連絡してみせ、新たに映画を再構成する。わずか9分の固定フィックスの画面にこれほどまでの映画の運動が存在していたのかと驚かずにはいられないし、最初に通しで見たビッツァーの短編の何を自分が見ていたのかすらわからなくなる。
今後も何度も見返す映画になると思う。
友人に勧めてもらって視聴。最初どのような作品か全くわからない状態で鑑賞して、途中で根を上げてAIに概要を説明してもらい、なるほどと思いつつそれがどういうことかはいまいちよくわからなかった。トニーコンラッドのフリッカーの方が見応えがあると感じたくらいである。この退屈さ、正気の沙汰とは思えない。
でも映像というのはそのスペクタクル性を除けばかなり退屈なものなのかもしれない。私たちは何かを見ていると思って意味を見出そうとするけれど、実際のところ何も見ていないのではないか。
果糖
4.5
強迫的偏執的に映画に運動を見出す、極北の取り組み。