わずか9分間の古典短編を、極めて映画的な編集(カット割り、反復、逆再生など)を用いて、力技で約2時間の規模にまで引き延ばしたという功績は素晴らしい。それはまさにシネマトグラフを現代に甦らせる行為に他…
>>続きを読む【いにしえの映像改編】
国立映画アーカイブにて開催されているアンソロジー・フィルムアーカイブスにて上映されたケン・ジェイコブス『トム、トム、笛吹きの息子』を観た。
本作は同名のサイレント映画を早回…
ビリー・ビッツァーの古い映画の画面を拡大して群衆の中にいる匿名の誰かの顔を見せようとするのは、フィルムの中の死者を甦らせようとしているのかと最初は思ったけど、すぐにそれが何かも判別できないノイズのよ…
>>続きを読む映画を浴びるという言葉がふさわしい気がした。暗闇の中で白と黒に点滅する光を浴びる。
映画そのものを解体し、その嘘っぱちを暴くがそれをしてなおも残る、映画の可能性のようなものに製作者は賭けている気がし…
映画の根源に直接触っている感覚。
すごく映画的だし、映画以上の体験とも思った。
上映環境によって印象や意味まで変わるだろう。
国立映画アーカイブの広い会場で知らないみんなと見られて良かった。
スクリ…