このレビューはネタバレを含みます
父と娘の最後の旅行。
あの時は分からなかった父の気持ちを31歳になった娘がビデオ越しに紐解いていく。
カラムの父親らしい不器用な優しさと、ソフィの思春期だけど社交的で素直なのがめちゃくちゃ良かったです。2人ともぎこちないけど愛が深い。
カラム水球とかダンスはさせるのに歌は本気で嫌がってて、ずっと『歌えよ!』ってなってた。
別れの時間が近づくにつれて、また会えると思ってる娘と、これが最後と分かってる父のズレが心にグッときたし、ラストのカラムが記憶の中に消えていくの悲しすぎた。
観終わってからずっと考えてしまう。
ラストが良い映画、好きです。