aftersun／アフターサンのshizuqのレビュー・感想・評価

画の切り抜き方と音が印象的で、劇中ずっと寂しさが付き纏っている。最後のダンスする場面の、under pressureの歌詞とのリンクにほろりとくるものがあった。

私たちはカメラに映っていない、カラムの苦しむ姿を知っている。ソフィの大人への憧れも知っている。だからこんなにも没入し寂しさを感じることができる。カラムのソフィをみる目はあたたかくて、愛があった。映像というより写真のような画が多くて、それも二人の思い出を見ているような気にさせた。

記録: 24年3本目