このレビューはネタバレを含みます
こんなに重いと思わなかった…。
余白の多さに対して音楽の使い方が合ってない感じがあまり好みじゃなかったけど、ラストのカラムの表情でまくってきた。
全編通して「死」を連想させるシーンが多く、だけど明確にその結末が表現されないって、この手法他の映画でも観たことあるんだよなー。何だっけ。
自分の中ではそれが二番煎じになってしまったけど、ラストの表情にはそれを補って余りある力があった。
演劇と違う映画の魅力の1つって、俳優の絶妙な表情だよね。
あとビデオカメラを撮る側と撮られる側と、映画自体のカメラによって、視点が子供と父親でぐるぐる切り替わるのも良くて、30代で観れて良かったなと思う。