少し子供じみた父と、少し大人びたソフィー2人旅行。
なぜ離れて暮らしているのか、父の繊細な表情や感情、挟まれるクラブのシーン。
徹底的に説明を排除して映画が進められ、ほとんどを観客の想像力と理解力に委ねてるが、カメラワークや音楽の表現が飽きさせない。
あらすじでかなり惹かれていたので、もっとわかりやすく謎めいていてほしいという期待が少なからずあり、どっぷりのめり込む映画ではなかったものの、何を伝えたいのかを最後まで考えさせられて見応えあった。
父も娘も表情演技がとても繊細。
ぎこちないけど居心地いい感じがよかった。
たぶんLGBTQ以外にも、さまざまな「らしさ」に苦しむ人を救う映画。
そしてたぶん、親になったらもっと理解できるであろう映画。
改めてじっくり見たい。
ソフィーみたいな飾らないトムボーイ風な女の子めっちゃ好み。
(時差ログ)