MRさんの映画レビュー・感想・評価

MR

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あの頃ペニー・レインと(2000年製作の映画)

3.6

大人になりきれないバンドと、大人になりたいティーンの青春ロードムービー。
夢みたいな日々で甘酸っぱい。

UKロック全盛期。ツアーに女の子を連れて行っては先々で遊びまくり、生活も仕事もいい加減、でも歌
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ボブ・マーリー:ONE LOVE(2024年製作の映画)

3.5

言わずと知れたレゲエの神、ボブマーリーの半生を描いた映画。韓国にてひと足先に。

平和と自由への渇望。

「政治家はみんな犯罪者だ」
ボブマーリーが政治に関与しない理由に共感。

ストーリーの中で流れ
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エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

4.0

ジムキャリーがぴったりな映画。
記憶の削除から逃げ回るシーンでかなりファンタジーぽくなって集中力切れてしまったけど、テーマは面白い。

考えさせながらストーリーを進め、見事に伏線回収。

記憶を消して
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

3.4

少し子供じみた父と、少し大人びたソフィー2人旅行。
なぜ離れて暮らしているのか、父の繊細な表情や感情、挟まれるクラブのシーン。
徹底的に説明を排除して映画が進められ、ほとんどを観客の想像力と理解力に委
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マン・フロム・トロント(2022年製作の映画)

3.0

テンポいい掛け合いが笑える。
こういうおバカコメディ嫌いじゃない。笑

食べて、祈って、恋をして(2010年製作の映画)

2.8

影響されちゃうからENFPが見てはいけないと言われてる映画w
カメラワークやアングルが好みで、イタリア、バリ、インド、どこもすごく綺麗に映し出してる。
確かに一度ぐらいあんな旅したい。特にイタリアの食
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ラブ・ハード(2021年製作の映画)

3.3

軽い気持ちで見たラブコメ。
完全コメディだけどルッキズムや人種問題を問うメッセージ性があって、笑えたし楽しめた。
人種の坩堝な分、差別思想も差別反対運動も、抑圧も抵抗も盛んだけど、被差別者がそれを笑い
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セバーグ/セバーグ 素顔の彼女(2019年製作の映画)

3.5

「悲しみよこんにちは」以降大好きなジーンセバーグ。
人生まで追ってなかったけど、なかなかスリリングでパッショネイトな人だった。

ジーンセバーグをクリステンが演じてる時点で観ないわけにいかない映画だっ
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勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

3.8

主人公のミシェルがめっちゃ勝手にしててわろた。

ヌーヴェルヴァーグの代表とも言える(らしい)、既存の常識を脱した映画。
青春映画にしては青さも甘酸っぱさもない。車も女も好き勝手乗り捨ててたミシェルが
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マイ・フレンド・フォーエバー(1995年製作の映画)

4.4

無垢でまっさらで優しくて尊い!

外の世界は知っててもまだまだ幼いエリックと
世間知らずだけど物事を達観してるデクスターの凸凹ぶりが可愛い。
病弱な息子を持ちながら、エリックとの冒険を見守れる母が強い
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WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

4.2

ヒューマンビーイング。
愛も憎しみも許容も、豊かさも虚無も紙一重。

青春映画かと思ってたけど、徐々に家族や恋人への愛が空回っていき、想像以上に胸が痛い展開だった。
傷ついても、今を生きなくてはいけな
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8 Mile(2002年製作の映画)

4.0

エミネムの自伝的映画。

ブラックカルチャーという超アウェイな土俵で、フードからのし上がった気概がすごい。
家庭環境、貧困、親しい人の死と逆境ばかりの人生を塗り替えるって本当にすごい事だと思う。
最後
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小さな恋のメロディ(1971年製作の映画)

3.0

ピュアな少年たちとBee Geesの曲が作り出す世界が可愛い。あまりにも可愛い。
純真無垢とも世間知らずとも言えるくらい真っ直ぐすぎるダニエルがちょいちょい面白いけど、"I've loved you
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アダム&アダム(2022年製作の映画)

2.5

ライアン・レイノルズ!って感じ映画。
それ以上でも以下でもない。

トレインスポッティング(1996年製作の映画)

3.2

パンクというかアナーキーというかただのワルというか。
ジョン・メージャー時代、まだブロークンブリテンとは言われる前だけど崩壊し始めてる頃なのかな。
貧困、ドラッグ、若いシングルマザー、変わることのない
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

5.0

やっと見れた。
ネグレクトによる愛着形成が題材。
マット・デイモンとベン・アフレック、20代でこの脚本書いたことに驚き。心理学好き?笑
マットの長台詞もすごいがロビンウィリアムズの演技力にやられた。
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テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

3.6

踏み躙られてきた側は、抑圧側の人間の言葉をそう簡単に信じることはできないのよ。

ピンチが訪れるにつれ性格が逆転していく2人が面白いが、テルマとは旅行したくないかな。笑

痛いほどきみが好きなのに(2006年製作の映画)

3.5

イーサン・ホークの自伝が原作。
脚本に参加したビフォアシリーズや「6才のボクが大人になるまで」で見せる父親像や、テキサスから物語が始まるところなど共通点が多くて、私生活も似たような結婚歴で、彼の脚本や
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6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

3.6

親の離婚と再婚、DV義父とかアル中義父を経ながら子供時代を終え、酒とか恋とか失恋を知っていくメイソンをリアルな年月をかけて描いた。
ちょっとビミョーな髪型な時期もあったり、垢抜けたり、メイソンのリアル
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ビフォア・ミッドナイト(2013年製作の映画)

5.0

サンセットから9年。
18年も作品を育ててきたのがすごい。
前2作は完全に恋物語、本作は愛物語。
あらゆるロマンス映画の延長線を見せてくれてるかのような映画。

18年前に思い描いていた愛し合う夫婦像
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ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

4.5

サンライズから9年。大人の恋。
2人が去った後のウィーンをぱぱぱっと映し出したように、街並みを映し出すオープニングが最高。
冒頭の再会シーンも劇的に演出されてなくて、2人がその後付き合ったのか、結婚し
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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

4.0

異国で知り合った男女が翌朝までの時間を共に過ごしながら、価値観、死生観、恋愛観をひたすら語り合うというシンプルな構成。
ウィーンの街並みと2人の絶妙な距離感、非日常な時間の過ごし方が心地いい。
あれこ
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ハートストーン(2016年製作の映画)

3.6

東アイスランドの広大な自然が綺麗なはずなのに映画はとても鬱屈としている。
繋がりが近い漁村では大人たちも感情の向け場を見つけられず、みんな傷ついて見えた。

ヒリヒリとした危なかしい若さ、恋心とすれ違
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愛とセックス(2015年製作の映画)

2.8

現実的にはほぼ無さそうな展開だけどコメディとして楽しんだ。
アメリカのコメディはセリフがかなりツボ。
最後の一悶着いらなかったかな。
そのままお互い自立して終わってほしかった。

バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(2016年製作の映画)

3.0

DC的には世紀の対決なんだろうけど、マン・オブ・スティールからここまでが説明不足すぎて、スーパーマンとバットマンが戦う背景がわからなかった。
アメコミって繰り返しリメイクされてるが、繋ぎ方がかなり乱暴
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マン・オブ・スティール(2013年製作の映画)

1.0

悠久なアメコミ史を追う気力もないので割り切ってみたけど、やっぱり説明不足で引き込まれなかった。
惑星征服を狙ってヘマした王族の復讐っていう定番の設定。まぁ、スーパーマン自体、アメコミ・SF草創期の作品
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

2.8

登場キャラクターと言い、冒頭の上陸作戦と言い、いろいろ無駄が多すぎてとても良い。笑

くだらないものや無駄を楽しむ映画と割り切ってみるべき笑

ヒトデの絵面きもい!
クイン最高!

時差ログ

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.3

ホットサンドめちゃくちゃ美味しそう。
博士であり精神科医なのに人間臭い心理状態ぜんぶ言っちゃうとこ好き。
…ぐらいしか覚えてない。
ハーレイクインというキャラクターはかなり好き!

時差ログ。

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

5.0

ウィリーウォンカ、ENFPの権化すぎる。笑

どストレートなメッセージと、ハッピーエンド。
こういう映画も必要。
チョコレート×夢のメルヘンな設定とミュージカルテイストにティミーが似合いすぎて、ジョニ
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

5.0

公開当時はキャストが好きというだけで鑑賞したけど、以来、大好きな作品となった。

女であることの失望を感じる、
愛だけが女性に相応しいという風潮も我慢ならない、でも寂しい。
ジョーのセリフは、自分が抱
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幸せのちから(2006年製作の映画)

3.3

ジェイデン、演技お上手!!

「幸せを追い求める権利」はあっても、追い求めた結果、必ずしも幸せをつかめるとは限らないというところに頷けた。

いやーとてもドラマチックなサクセスストーリーですごいなぁと
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ゴースト/ニューヨークの幻(1990年製作の映画)

3.2

名作。
デミ・ムーアかわいい。
キリスト教的。

勝手にゴーストとろくろ回すんかと思ってたが、ろくろは生前でした。笑
カールの裏切りはサムにしてもモリーにしても二度悲しい。

Unchained me
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永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

3.5

実話ベースだからなんとも言えないところだけど、容姿関係なくただのサイコ。
ということで、容姿の美醜でサイコ映画がこんなにオシャレになっていいのかとは思うが、カルリートスの言葉は自由で確かに色気がある。
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ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY(2022年製作の映画)

3.4

ホイットニーもジャンルの壁を越えたアーティストだったのね。
そしてホイットニーも金とドラッグに苦しんだのね。笑

黒人ってどうしてこんなに歌唱力やダンス能力高いんだろう。

レア・セドゥのいつわり(2021年製作の映画)

3.5

名文学×フランス映画だからさぞ喋り倒すんだろうなと覚悟してたけど予想通り。
ストーリーの切り替えを所々意図的に見せてはいたけど、現実と妄想をあえて棲み分けしてなかったのでわかりづらい。

セリフ追うの
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