いろんな人におすすめされていた本作、再上映にて劇場鑑賞。
理解力が乏しく中盤まで状況や時系列などが全くわからず、なんとなくで観ていたが、終盤近くで察せるものがあり、そこから胸に迫るものがあった。
最後の空港シーンは思わず泣いた。
娘にとっては楽しい旅行だったけど、父と同じ歳になってからホームビデオを観ると、父の表情や言葉から感じられるものがあり。
時間が経ってから(大人になってから)理解できることってあるよね。
時すでに遅しになることも多いから、胸が締め付けられる。
中盤まで理解できなかったとは言いつつ、序盤で父はうつ病なのかな？というのは感じられて。
父の昔やいま、置かれてる状況や気持ちなど、描写はされないのだけれど、察せるものがありとても苦しくなる。
演出面では、構図というか撮り方が独特で、画面に映る画や反射で見せてくるカットが多い。
心理的な壁のようなものを表してるのかなと思った。
なんだかうまく感想が書けない。
でも、観たあとの余韻が未だにずっと続いている。
ある程度意味がわかったいまの状態でもう1回観たら全編ボロ泣きしそう。
