doji

イグジステンズのdojiのレビュー・感想・評価

イグジステンズ(1999年製作の映画)
-
インターフェイスの生々しい神経細胞のモチーフは、ある種アトムからビットへ、そしてビットからふたたびアトムへと向かうモノのインターネット化の時代を迎える現在においては、妙な説得味があるのかもしれない。

クローネンバーグ印の気色悪い美術は素晴らしく、その完成度が物語をドライブさせるが、話の構造自体はもはやありふれてしまった感もあり、オチには少し肩透かし感。一瞬で空気を作るウィレム•デフォーの表情はすごいなあ。
doji

doji