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ホビット 決戦のゆくえのdojiのネタバレレビュー・内容・結末

ホビット 決戦のゆくえ(2014年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

原題は「five armies」なので、5つの軍が衝突するさまが描かれるのだけれど、LORシリーズにあった、人間とはすがたかたちの違う種族も大集合する感じが本作の方がやや少ないので、あいかわらずのダイナミックさに見応えを感じる一方で、木とか獣とか巨人とかがもっと活躍ほしいなとか思ったりもしたのだった。ケイトさまが鬼の形相で本気を出す冒頭のシーンがすごいよかったので、ああいう超常描写ももっとみたかった気がする。

ソーリンが良心を取り戻す描写がけっこう抽象的で、わかりやすいわけではないのだけれど、セリフでは説明しないぞという気概を感じるあたり、ピーター・ジャクソンっぽいなと思う。デルトロみたいに、もっと単独映画を撮ってほしい。
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