まるで保健の授業！高校の保険授業でこれ流してもいいくらいｗ

まだ未熟で若いカップル、レイプされた女、
欲求不満で精神病院から脱走する女、
恋に生きた結果 ７回の中絶をする女、
人工授精する女

まぁ色んな女性が産婦人科にやって来て、
色んな女性のドラマが見れる

主人公の真面目な医者が常に一人で何か語ってて、
何か怪しい研究してますｗ

性のお勉強も出来るし、変わった女性も出てきて面白かった！ください

• #60年代
• #白黒

突然しっかりした性教育の授業が始まる

丸木戸定男、なまえ

真剣に取り組んだ結果すごい方向に突っ走るマッドサイエンティストって良いよね

若松組の足立正生が交響組曲「シェヘラザード」のメロディに乗せ、優雅にマッドサイエンティストの狂気を物語る『堕胎』。

主人公・丸木戸定男（マルキ・ド・サド！）は真面目な産婦人科医で、開業以来８年、１日３件もの堕胎手術を行ううち、望まれない妊娠によって失われる命に心を痛めると共に、セックスがしたいという若者たちの気持ちも理解し、そのジレンマに悩むようになる。そこで思いついたのが人工胎盤で、それはセックスと生殖とを完全に切り分ける、画期的な発明となるはずだった。

一介の町医者の視線を通し、60年代日本の社会問題の一端を切り取る冷静さと、道義心が次第に暴走していく狂気とが不思議に融合した傑作。現代とは異なる倫理観が気になったりもするが（レイプされた女の子に対する態度とか、結構ひどい）、人工胎盤の安っぽさとか、無駄に優雅な（しかし絶妙な）音楽の使い方とか、すべてを含めて寓意的。さすがである。

2016. 52

• #夏のSF自由研究