足立正生監督27歳にして初の商業映画作品。
「死臭ただよう衛生博覧会」(佐藤重臣)。この秀逸な作品評が全てを集約していると思う。現存する秘宝館で上映してほしい。
産婦人科医である丸木戸定男は安易なセ…
産婦人科医・丸木戸定男が登場する足立正生の商業映画デビュー作。次々と丸木戸先生の元を訪れる問題を抱えた女たち。基本的に行儀良くエロは控えめで、大映で弓削太郎が撮ってたようなセックスドクターものを彷彿…
>>続きを読むまるで保健の授業!高校の保険授業でこれ流してもいいくらいw
まだ未熟で若いカップル、レイプされた女、
欲求不満で精神病院から脱走する女、
恋に生きた結果 7回の中絶をする女、
人工授精する女
ま…
このレビューはネタバレを含みます
丸木戸定男シリーズ(?)1作目
淡々と描かれる産婦人科の現実的日常
過激な描写があるわけではないのだけれど
乱暴された女性が病院へ足を運ぶ場面などもあり
作品というより現実を観ているような気分に…私…
若松組の足立正生が交響組曲「シェヘラザード」のメロディに乗せ、優雅にマッドサイエンティストの狂気を物語る『堕胎』。
主人公・丸木戸定男(マルキ・ド・サド!)は真面目な産婦人科医で、開業以来8年、1…