映画『アシュカル』
@東京国際映画祭
チュニジア/フランス
舞台は、チュニジアのチュニス。
アラブの春の引き金となった「ジャスミン革命」。それによって崩壊した国家権力、金持ち。完成せず残された建築現場。そこで発見された焼身遺体。次々と起こる謎の焼身。ガソリンなどが使われた痕跡はなく、人体自然発火(スポンティアック・コンバッション)かと思うわれるが・・・。主人公の2人の刑事はある事に気づく。
物語はSFかホラーのような事件からポリティカルなサスペンスへと展開。
とんでもない驚きの結末が待っている。予想できない、できるはずのない。ちょいダラダラ長過ぎるかな。
「ジャスミン革命」のきっかけはひとりの青年の焼身自殺だった。この事がこの映画ないか大きく影響を与えている。
2010年12月、チュニジアを旅して帰国した10日後に、ジャスミン革命が起きた。訪れた場所が一変していた。
薄暗い街に夕方コーランが街に流れるシーンが懐かしく、旅を思い出す。